品性の欠片もない

自分の説明は自分にだけすればよいです

自分のことばと他人のことばの境界線なんて本当は引くことはできないのだとは思うのだけれど、それでも

 どこからどこまでが自分の考えたことであるのかがわかりません。自分が考えたと思っていることが、実は誰かの受け売りにすぎなかったりするかもしれません。作曲をしているときに、過去に聞いたことのある曲を、無意識のうちにコピーしてしまうように、過去に読んだことのある本や聞いたことのある言葉を、無意識のうちになぞっている可能性があります*1。それは果たして本当に「考えている」と言えるのでしょうか。*2

*1:当然この文章についても例外ではありません

*2:ある部分では考えているといえるかもしれませんが、ある部分では間違いなく考えていないでしょう